TーLSBの特長
施工プロセスの簡素化を実現!
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従来形LSBのような六角頭部がないため、木材の座堀りが不要です。
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座堀りがないのでエポキシ樹脂の充填作業が不要です。
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充填剤使用の場合に必要な、はつり作業が不要です。
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専用のアタッチメントボルトを使用して簡単にねじ込みが可能です。
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座堀り加工費、充填剤費用、はつり作業などコストの削減ができます。
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施工の簡素化により工期が短縮できます。
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製造ロット毎に管理を行っており、検査成績表を用意しています。


T-LSBのご使用例
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鉄骨造建築物においてCLT材を床板として使用する場合。
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鉄骨造建築物において木部材を壁材として使用する場合。
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構造部材として木部材が使用される柱-柱接合や柱-梁接合に。
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木部材構造での意匠的な目隠し接合として。
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駅ホームなどの木質化に伴う接合部材として。


施工・取付け方法
1)T-LSBの木部材へのねじ込み
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アタッチメントボルトをT-LSBタイプの雌ねじ部に装着して木部材へねじ込み作業を行ってください。
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ねじ込み作業にはトルク制御機能を有した電動レンチを使用してください。(インパクトレンチのご使用はお控えください)
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アタッチメントボルトの座金が木部材表面に密着したところでねじ込み作業を終了してください。
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T-LSBが木部材内部に完全にねじ込まれたことを確認した後、電動レンチの逆転機構と反力アームを利用してアタッチメントボルトを取り外してください。
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木部材接合面とT-LSB後端部が面一であることを確認して終了となります。


T-LSBとアタッチメントボルト

アタッチメントボルト

アタッチメントボルト装着
T-LSBの装着イメージ図

2)取り付けボルトの締め付け
取り付けボルトの締め付けフローチャート

取り付けボルト・座金に異常のないこと、
CLTとT-LSBに異常ないことを確認する。
取り付けボルトをT-LSBの雌ねじ部に装着しフィンガータイトで締め付ける。
電動レンチを使用して指定トルクで取り付けボルトの頭部を締め付けた後、取り付けボルト、座金、鋼材にマーキングを施す。
本締め後、取り付けボルトの締め忘れが無いか目視で確認する。
座金を入れずに取り付けボルトのみで締結してしまった場合は、
ボルトを取り外して新たなボルトと座金を使用して、再度ボルトを締め付けてください。
製品概要

TLSB
(トーネジラグスクリューボルト)

取り付け用ボルト

座金
アタッチメントボルト(別売)

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材質は建築指定材料であるSNR490Bを使用しています。
他の材質についてはご相談をさせていただきます。 -
取り付けボルトは強度区分6.8のM16サイズをご用意しています。他の呼び径、首下長さ、強度区分等についてはお問い合わせください。
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座金は部品等級A 硬さ区分300HVの大型座金M16用を使用しています。
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表面処理は、電気亜鉛めっき(2種3級EP-Fe/Zn8/CM2)としています。
T-LSB ラインナップ
φ30 × 150 φ35 × 150
φ30 × 300 φ35 × 300
φ30 × 450 φ35 × 450
φ30 × 600 φ35 × 600
以上のサイズにてラインナップしております。上記以外の寸法や形状についてはお問い合わせをお願い致します。
寸法図
T-LSB φ30mm

T-LSB φ35mm

取り付け用ボルト

座金

検証試験
本製品は、引き抜き試験、せん断試験、薄板試験、実物大試験など各種試験を実施しています。
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